デビューの定義とは?
メジャーとインディーの垣根はとっくの昔に崩れ、自宅のPCでCDが焼け、個人でも大手サイトから配信出来る時代に‘デビュー’ってどんなイメージでしょうか?
・オーディション番組で優勝、レコード会社のアー担に泣きながら「がんばります!」とか言うシーンでしょうか。
・クラブやライブハウスで客がどんどんついてきて、レコード会社と契約しCDを出すイメージでしょうか。
・あるいはニコ動やyoutubeで再生回数がすごいことになってフォロワーが激増した、とかでしょうか。
・と思いきや、芸能スクールの短期デビューコースに大金をつぎ込んで夢のスタジオレコーディング、しかし発売前日に自宅にCDが5箱くらい送られてきて「売値の6割戻せ」と言われ困惑することでしょうか。
・配信サイトに個人で管理費など払って契約、人知れずアルバムをリリースする、、これだって「デビューした」と自称すればそれはデビューかも知れません。
・将来きっと歌でCD出すからその前にグラビアでがんばろうね、こういう話もよくありますね、CDは音源とジャケさえあれば2~3週間で業者で‘製造’はできます。
何が言いたいかといいますと、いろいろありますがいわゆる‘デビュー’って定義は不明なんです。
また、デビューすればそれでよいのでしょうか?
1曲出せた、嬉しい!でも次のリリース計画が全然ない、、新人アーティストには「ショット契約」というのがあります。
これは打席に1回立ったらホームランを必ず打たなきゃ次は打席に立てないという、レコード会社が育成や面倒をみる気が一切ない仕組みです。
お分かりですね、みなさんデビューという言葉にはまずは浮かれてホイホイ付いていかないことが肝心です!
PRODUCERS,INCではデビューをこう定義しています。
ではPRODUCERS,INCの考える音楽シーンにおけるデビューとは?
・プロデューサーあるいはディレクターなどと綿密な打ち合わせで‘アーティストブランド’を練りながら
・レコーディング、アレンジなど音楽原盤をアーティストの自費ではなく‘メーカーやプロダクションなどが負担’で制作をし
・TV出演、店舗展開や配信ピックアップ展開、街頭有線、PV公開、LIVEブッキングなど‘一般ユーザーが認知できるプロモーション’があり
・それだけではなくアーティスト印税や著作権印税の契約をしCDや配信の売上からの‘収入源を確保’する
これがPRODUCERS,INCで言うデビューです。
恐らくみなさんが「そう、そうしたいんだよ!」というところは網羅されているのではないでしょうか?
by Yutakeda ( PRODUCERS,INC )
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