テーマが決まれば歌詞がキマる!?
YouTubeなどで歌詞を書くための練習用楽曲を決めたら、まずするべきこと。
それは「歌詞のテーマを決める」ということです。
(※もちろん歌詞のテーマを決めてからそのテーマに合う楽曲を選んでも大丈夫です!)
これは一番最初の工程でありながら、非常に重要なポイントだと言えます。
作詞において「テーマ決め」がこんなにも重要な理由
作詞初心者さんによくありがちなのは
「何を伝えたいのかが分からない」歌詞を書いてしまうということ。
本人は一所懸命書いているのに、聴いている人には想いがいまいち伝わっていない
私の行っている作詞レッスンでも、そんな状況を打破できずに悩んでいた生徒さんが非常に多いです。
「想いが伝わらない歌詞」になってしまうのには、いくつかの原因がありますが、
・内容が散らかっている
この様な原因は、作詞をする前に「歌詞のテーマ」をしっかりと決めることで防ぐことが出来ます。
ただ何となく決めればいいのではありません。
テーマは「しっかりと」決める、これが作詞にとってとても重要な事なのです。
テーマは細ければ細かいほど良い!
テーマを「しっかりと」決めるという作業は、意外と労力を使います。
例えば「恋愛」をテーマにした歌詞を書きたい!と思ったとしましょう。
「恋愛」の中にも
- 失恋
- 片思い
- 両思い
様々な状況がありますよね。
その中で「失恋」を選んだとしたら
- 告白してフラレた
- 付き合っていて別れた
- 好きな人に彼女がいた
などなど、細かいシチュエーションを上げればキリがないわけです。
実際に歌詞の中で、そこまで細かく状況説明をする必要はありませんが、
最初に
「テーマ」を決める段階で自分の中にあるシチュエーションは、詳細であればあるほど良い
と思って下さい。
それが、作詞初心者さんが陥りがちな「内容のズレ」「内容の曖昧さ」を打破してくれるのです。
by 純乃 吟 ( PRODUCERS,INC )
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